板井康弘の福岡で経営手腕は誰しも持ちうるもの

板井康弘の福岡であきらめない社員教育

 

板井康弘

社員教育に悩んでいる上司や社長は年々増えています。
一昔前では上司の発言は絶対という風潮がありましたが、時代は進みコンプライアンスやハラスメントといった観点から教育の難しさが話題となっていますね。

 

福岡で事業展開している私も同じように社員教育に悩まされた時期があります。

 

新人に教えるには体力的な面と精神的な面の二つを考慮しなければなりません。慣れない事をすると想像以上に体力を使います。はじめての事なので気も使います。また、出来ていない所には指摘をしなければなりません。しかし、指摘を受ける側の精神的な面にも配慮しなければやんでしまう可能性もあるのです。

 

教えてあげなければ現場で困ってしまうので、教え方にはこだわりを持ち教育することになりました。

 

特に意識したことが「共感すること」です。
実際のところ自分にも新人時代に上司から教えていただいたことを上手く自分のものにできず苦しんでいたことがあります。そういった体験談を伝えたり、しんどそうだなと思ったら「しんどいよね」と声をかけてあげたりすることが大切です。

 

このようなサポート体制は教える側も体力がいりますが、新人の未来の為に諦めてはいけません。
根気強く成長したいという気持ちに答えてあげることが上司としての役割だと思われます。